腸内洗浄の前に腸の働きを知る

腸は、食べたものを消化吸収させる働きがあります。

超全体の長さは約7〜9メートルもあり、小腸と大腸に分かれていますが、そのうちの大腸は約1.5メートルぐらいです。

食べたモノの消化と吸収はほとんど小腸で行われて、大腸では水分の吸収を行い便という形で老廃物を排出します。

 

腸は体の中で曲がりくねって収まっているので、腸の働きが低下すると詰まりやすくなります。

腸内の働きが低下して詰まりやすくなると、消化されたものが吸収されにくくなり、腸内に残った老廃物や便が滞留し、便秘の原因になります。

 

その結果、老廃物や滞留便の排出に影響が出てしまい、腸内で老廃物や滞留便などの腐敗が進行して、腸の働きを助けるビフィズス菌や乳酸菌などの善玉菌が減り、ますます腸内の環境が悪化します。

腸の働きの低下によって、腹痛や肌荒れ、おならのニオイが強くなる、口臭、体臭、むくみなどの原因になります。

 

また新陳代謝による水分の循環も悪くなり、体内の老廃物の排出の働きが悪くなるので、ますます便秘やニキビや吹き出物などの肌荒れといった悪循環に陥りやすくなります。

こんな状態では、ダイエットなどの効果がなかなか出ないことでしょう。